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四変テック製の電気温水器でよくある不具合や故障について、症状や考えられる原因、対処方法などを解説!修理を依頼したほうがよいケースや「A01」「Er01」といった各種エラーコードの内容・原因・処置方法から日頃のお手入れについてまで詳しく解説!
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この記事の目次
四変テック㈱は香川県で四国電力のグループ会社として昭和21年に設立された「変圧器」や「配電盤」などの電気設備や「電気温水器」などの設計・製造を行っているメーカーです。
今回は四変テック製の電気温水器に関して、よく見られる故障や不具合発生の際にリモコン上に表示されるエラーコードの内容などについて解説致しますので今後の参考になさってください。更に製品寿命を延ばす為に不可欠なお手入れ方法なども具体的に分かりやすく説明しますから是非ご家庭でも実行してみてください。
電気温水器の製品寿命は一般的に10~15年程度とされており、使用開始してから10年が経過した頃から不具合の発生頻度が高くなってくるのが普通です。
但し電気温水器で注意すべき点として、何らかの不具合が発生した時に本当に専門業者による点検・修理が必要な場合と故障に見えても実際には一時的な不具合で修理の必要がないケースがありますから注意して判別しなければいけません。
下記の事例は本当に故障の症状で、業者による点検・修理が必要となるものです。
上記の事例とは反対に一見すると故障と間違いやすい一時的な不具合のケースが下記の事例です。この場合には修理を依頼する必要はありません。
お湯や水が全く出ません。特に寒冷地に居住されている方は要注意です。
お湯が沸かないなどのケースなど当然ながら沸き上げプロセスの途中で停電になると運転が止まります。但し、貯湯タンク内部のお湯は停電中も使用することができます。
電気温水器だけではなく、家中の蛇口からも水が出ません。近隣の住宅でも断水であることを確認してください。
単純にお湯の使い過ぎで貯湯タンクが空っぽになってしまったのでお湯が出ない。
お湯が沸いていない。
電気温水器が全く作動しない。お湯が使用できない。
特に冬場の凍結や断水の場合には故障と勘違いしやすいので注意してください。凍結の恐れがあるケースでは、保温材などを配管パイプに巻きつけて厳しい寒さから守ったり、蛇口から常に少量の水を流したりすることが有効です。
また最近では大型台風の発生や局地的なゲリラ豪雨、地震などの自然災害が多発していますから、急な断水や停電には注意が必要でしょう。
電気温水器に何らかの不具合が発生するとリモコン上にエラーコードが表示されます。そのエラーコードの内容に関しては、製品取扱説明書に詳細が記載されていますから必要に応じて目を通してください。ここでは一般的なエラーコードとその原因や処置方法などをご紹介しましょう。
湯張り流量異常
流量不足
給水元栓の確認
減圧弁のストレイナーの目詰まり改良
ポンプ循環異常
循環流量不足
風呂アダプターフィルターの詰まりを確認
風呂配管のつぶれを確認
水流スイッチのゴミ噛みを確認
浴槽栓抜け
湯張り完了後の残水チェック
浴槽の栓を確認後再度操作
湯温表示センサーの回路異常
湯温表示センサーの抵抗値を確認
回路の断線、短絡を確認
温度検知センサーの回路異常
温度検知センサーの抵抗値を確認
回路の断線、短絡を確認
残湯センサー50L部回路の異常
残湯センサー50L部の抵抗値を確認
回路の断線、短絡を確認
残湯センサー100L部回路の異常
残湯センサー100L部の抵抗値を確認
回路の断線、短絡を確認
残湯センサー150L部の回路異常
残湯センサー150L部の抵抗値を確認
回路の断線、短絡を確認
湯量追加検知センサー回路の異常
湯量追加検知センサー部の抵抗値を確認
回路の断線・短絡確認
バリエーション異常
機種切替えコネクタ断線
機種切替えコネクタ確認
下部温度センサー異常
タンク下部センサー-30℃、160℃
下部センサーを1秒以上検出
温度センサーの点検交換
上部温度センサー異常
タンク上部センサー-30℃、160℃
上部センサーを1秒以上検出
温度センサーの点検交換
150L部温度センサー異常
タンク150L部センサー-30℃、160℃
150Lセンサーを1秒以上検出
温度センサーの点検交換
給水異常
電源投入後に空焚きを1秒以上検出
タンク内満水の確認
ふろ戻り温度センサーの異常
ふろ戻りセンサー-30℃、160℃
ふろ戻りセンサーが1秒以上検出
温度センサーの点検交換
給湯温度センサー異常
給湯温度センサー-30℃、160℃
給湯温度センサーが1秒以上検出
温度センサーの点検交換
タンク異常高温
タンク上部センサーが100℃以上を検出
タンク内の満水確認
タンク内の湯温確認
リレーの点検、交換
タンクサーミスタの点検、交換
17時間以上通電なし
17時間以上ヒーター通電がなかった
電力会社のタイムスイッチを点検
電源スイッチ確認「入」にする
空焚き
ヒーター部温度センサーが15秒間に3℃以上の温度上昇を検出
タンク内を満水にする
ヒーター部の温度過昇防止器が作動していないかを確認する(リセットボタンを押す)
台所リモコン通信異常
台所リモコン~本体の通信が2分以上できなかった
リモコンケーブルの確認補修
リモコンの点検交換
ふろリモコンの通信異常
ふろリモコン~本体の通信が2分以上できなかった
リモコンケーブルの確認補修
リモコンの点検交換
サブリモコンの通信異常
サブリモコン~本体の通信が2分以上できなかった
リモコンケーブルの確認補修
リモコンの点検交換
給湯温度異常
給湯温度センサーと給湯設定温度との差が+5℃以上を3分継続、または+10℃以上を1分継続
温度センサーの点検・交換
ふろ流量異常
ふろ電磁弁「開」の状態で20秒間ふろ流量センサーが流量なしを検出
流量センサーの点検、交換
給湯混合弁ロック
ゼロ点補正不可
給湯混合弁の点検、交換
ふろ電磁弁異常
ふろ電磁弁「閉」状態で20秒間ふろ流量センサーが流量ありを検出
ふろ電磁弁の点検、交換
水流スイッチ異常
ふろ循環ポンプON時に水流スイッチ40秒間OFFを検出
ふろ配管経路の異常確認
ふろ循環ポンプの点検、交換
水位センサー異常
湯張り時、センサー異常検出
水位センサーの点検、交換
電装基板の点検交換
ふろ混合弁ロック
ゼロ点補正不可
ふろ混合弁の点検、交換
ご使用中の電気温水器を少しでも長期間に渡って利用する為には、日頃からのこまめなお手入れが欠かせません。メンテナンスと聞くと面倒くさいと尻込みしてしまうかも知れませんが、下記にご紹介する7項目のお手入れは短時間で終了し非常に簡単なものばかりですから是非取り組んでみてください。
これは週に一度でOKです。お風呂上がりに古い歯ブラシなどでフィルターを水洗いして未然に目詰まりを防止します。フィルターが目詰まりを起こすと最悪の場合、追い焚きができなくなってしまいます。
通常、給水配管の接続部分にはゴムやシリコンなどの消耗部品のパッキンがが使われています。当然ながら経年劣化によって水漏れなどを発生させる場合がありますから、時々は異常がないかどうか目視でチェックするようにしてください。
簡単で手間の掛からない目視チェックです。電気温水器本体が設置されている床面が水で濡れていないかどうか確認するだけです。
これは漏電ブレーカーが正常に作動するかどうかの確認です。具体的な作動確認の手順は下記の通りです。
浴槽と電気温水器の本体は配管で繋がっています。入浴時には配管パイプの内部をお湯が循環する訳ですが、お風呂を使用していない時には不純物などが配管の内部に溜まって汚れが沈着しやすくなるのです。
ご自宅の電気温水器に自動洗浄機能が装備されていれば大丈夫ですが、もしその機能が搭載されていない場合には手動で掃除する必要があります。大体の目安として、半年に一度程度はジャバなどの洗浄液を利用して配管内部のクリーニングをするようにしてください。
この逃がし弁とは万一、給湯器内部の圧力が異常に高くなった場合に減圧して安全を確保する大事な役目を持っています。ですから逃がし弁が故障していると内部が異常な高圧になった場合にも減圧ができず非常に危険です。逃がし弁の点検手順は下記の通りです。
長い間電気温水器を使用していると、どうしてもタンク内部に水垢やサビなどの汚れが付着して汚れてしまいます。ですから半年に一度位はタンク内部のクリーニングをするように心掛けてください。下記の作業手順に沿って実行してください。作業自体は非常に簡単で短時間で終了します。
*この給湯タンク内部のクリーニングは直接タンクの内部を掃除するのではなく水圧によってタンクの底に沈殿している不純物などを洗い流してしまう作業です。
疲れた体を休めてリラックスする為に、入浴時にお気に入りの入浴剤を使用している方も多いことでしょう。でも誠に残念なことに、電気温水器にとって入浴剤の使用は望ましいことではないのです。
何故なら入浴剤に含まれている成分が配管内部にダメージを与える恐れがある為です。詳細はメーカーの取扱説明書に記載されていますから御一読ください。中でも特に注意すべき入浴剤は下記のとおりです。ほとんどの入浴剤が該当してしまうのではないでしょうか。
それでも入浴剤を使用したい方は、入浴剤成分を含んだお湯が極力配管内を循環しないように入浴中は追い焚き機能を使用しないことをお勧めします。
更に注意すべきポイントは入浴剤だけではありません。常時使用する水の種類も電気温水器にとってリスクとなる可能性があります。いつも水道水を使用しているのであれば問題ありませんが、井戸水や温泉などを使用するのであれば電気温水器の製品寿命を縮めてしまう恐れがあります。
各メーカーも井戸水や温泉利用のケースに対しては品質保証の範囲外としている場合が多いので注意して下さい。
今回は四変テックの電気温水器に関して、よく見られる故障や不具合の内容、エラーコードの意味や原因、処置方法などに加えてご自宅で簡単に実行できるお手入れの具体的方法に関しても説明しましたので参考になさってください。
電気温水器は毎日使用する家電製品ですから、故障してしまうと即座に日常の生活に支障を及ぼします。定期的なメンテナンスが製品寿命を延長するカギですから是非、面倒がらずにお手入れを実行するように努めてください。