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ビルトイン型IHクッキングヒーター買い替えの注意点を徹底解説

ビルトイン型のIHクッキングヒーターに買い換える際に知っておくべき注意点を徹底解説!買い替えのタイミングや選ぶ際のポイント、長く使うための注意点や自力で交換・取り付けする方法を解説。60cmと75cmそれぞれの人気機種も特徴を交えつつ紹介!

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この記事の目次

長年に渡ってビルトイン型IHクッキングヒーターを使用中で、そろそろ買い替えのタイミングかな?と考えておられる方も多いと思います。

今回は買い替えを予定されている方に向けて注意すべき点や、ご自分で本体の取り外しから新機種の据え付けまでを計画されている方の為に具体的な手順と注意点をお知らせしましょう。更に人気のあるビルトイン型IHクッキングヒーターの機種なども合わせてご紹介致しますので是非参考になさってください。

IHクッキングヒーターを買い替えるべきタイミングは?

通常は故障が発生すると業者に修理を依頼しますが、一般的にIHクッキングヒーターの平均寿命が大体10年程度とされる中で修理か買い替えか判断に迷ってしまうケースもあると思います。そのような場合の判断材料(目安)として下記の点に留意してください。

使用年数が10年以上経過している場合

平均的な寿命年数を超えており買い替えのタイミングでしょう。現時点では不具合がなくても、消費電力のロスも多くなり場合によっては突然の機能停止が発生する恐れもあります。

毎日、比較的長時間使用している場合

平均以上に使用頻度の多いケースでは当然、機器の劣化も早まります。突然の故障発生では修理にも時間が掛かりますから早めの交換が無難です。

年間に故障発生が3回以上の場合

もし現在ご使用中のIHクッキングヒーターが故障がちで年に3回以上の不具合が発生するようなら、そろそろ買い替えが必要なタイミングです。

修理代金の見積もりが4万円以上になる場合

修理の見積もり料金が4万円以上になるようなら、思い切って新機種に買い替えた方が長い目で見た場合お得になります。

IHクッキングヒーターを選ぶ際にチェックすべき点は?

買い替え用のIHクッキングヒーターを選択する時に必ずチェックすべき点を下記に列挙しました。自分たちのニーズに合致したものを慎重に選びましょう。

火力調節の範囲と最大火力

当然ながら普段どういう使い方をするか、どんな料理をよく作るかにもよりますが機能的な面から火力調節幅と最大火力のチェックは必須です。両方の数値が大きい方が、バラエティー豊かな調理ができる余力があるということです。

ちなみに最大火力は1000Wのように表示されており、火力調節幅に関しては「100~1400Wの6段階」などと表示される場合が多いです。刻みの段階数が多い方がデリケートな火加減の調節ができる訳です。

調理モードはどうなっているか?

さまざまな料理に合うようにIHクッキングヒーターには調理モードがあります。一般的な「加熱」に加えて「煮る」「揚げる」「湯沸かし」「保温」など。また特別に「焼肉モード」などを完備した機種もありますから自分が作りたい料理にフィットした調理モードを搭載しているかどうかも選択の際にはチェックした方が良いでしょう。

静音性には問題ないか?

基本的に電気コンロの場合は使用中もほとんど音が発生せず静かですが、IHクッキングヒーターは調理中も調理後でも、しばらくの間「ブーン」というファンの音が聞こえます。これは熱くなったコイルを冷却する為のファンの稼働音です。音量的にデシベル数値で見れば決して騒音と呼べる程の大きさではありませんが、人によっては耳障りに感じる人もいるというのが実際の状況でしょうか。

もし心配なら購入時に30dB(デシベル)などと表示されている数字が小さい機種を購入すべきです。参考までにdB(デシベル)の見方の目安としては、(20dB/木の葉の触れ合う音)、(30dB/囁き声程度)、(40dB/図書館内部)とされています。音量の水準としては決して騒音と呼べるものではありません。

ビルトイン型IHクッキングヒーターの横幅サイズの確認

ビルトイン型のIHクッキングヒーターは幅サイズによって60cmと75cmの2種類があります。これらはスタンダードサイズですから、自分の家のキッチンがどちらのサイズに対応しているか事前に確認が必要です。

オールメタル対応かどうか

通常のIHクッキングヒーターでは、IH対応の鍋やフライパンしか使用することができません。しかしオールメタル対応なら従来から使っている鍋やフライパンが使用可能です。もし昔から使用している鍋やフライパンに愛着があるのならオールメタル対応機種を選択すれば良いでしょう。但し価格的には一般品と比べて割高になります。

オールメタル対応のビルトイン型クッキングヒーターについて

IHクッキングヒーターにはオールメタル対応と非対応の製品があります。従来の非対応のIHクッキングヒーターは鉄やステンレスなどの鍋やフライパンしか使用できません。一方のオールメタル対応の製品では土鍋やガラス鍋を除いて他の金属鍋なら使用できます。従来のアルミ鍋なども使えるので非常に便利ですが価格的には非対応の製品よりも割高になります。

ラジエントヒーターとは何か?

基本的にビルトイン型のIHクッキングヒーターでは、その殆どは火口が3口タイプの製品です。3つの火口すべてがIHヒーターのタイプもありますが、左右の2口のみがIHヒーターで奥の火口にラジエントヒーターを採用している製品も多いです。

このラジエントヒーターというのは、通常のIHヒーターとは加熱の原理から異なります。ラジエントヒーターでは、ニクロム線を発熱体としているのでヒーター自体が発熱して鍋やフライパンを加熱します。ですからラジエントヒーターの場合は従来のガスコンロなどと同様ですからホーロー鍋や耐熱ガラス鍋、土鍋なども使用できます。

IHクッキングヒーターの使いやすさと手入れの手軽さ

IHクッキングヒーターの買い替えの際に価格と共に注意してチェックすべきポイントが使いやすいかどうか?日頃の手入れは簡単か?でしょう。基本的な機能や性能は各メーカーとも似通っていると思いますが、実際に使う人にとってディスプレイパネルの見やすさや操作ボタンの位置などによって使い勝手は変わってきます。また使用後の掃除も自分にとってやりやすそうな機種かどうかも大事な判断材料になります。

IHクッキングヒーターを長持ちさせる為に日頃から注意すべきこと

日頃のまめな手入れが重要

  • 使用する度に必ず拭き掃除を実行します。
  • 吹きこぼれなどは絶対に放置せずに即座に拭き取りましょう。

常に天板を傷つけないように細心の注意を

  • 鍋などの調理器具以外の物は絶対に天板の上に置いてはいけません。
  • ガラス天板は急な温度変化で破損する場合があるので要注意です。天板が傷付くと水分などが内部の基板にまで侵入して故障の原因になってしまいます。

グリルの空焼きを忘れずに実行

  • 空焼きの必要な理由はグリルの劣化防止や付着した油分を焼き切るのに効果的だからです。
  • 空焼きの仕方は下記の通り非常に簡単です。
  1. まず受け皿や焼き網を取り外して清掃します。
  2. グリルを閉じて「お手入れ」ボタンを選択します。
  3. 終了のサインが出れば空焼きは終了です。

IHクッキングヒーター(ビルトイン型)の撤去と据え付けを業者に依頼の場合

業者に現在のIHヒーターの取り外しと新機種のセッティングを依頼した場合製品価格は別にして工事費用だけで考えると業者や居住環境、お住まいの地域などによって異なるので一概には言えませんが、大体の目安としては1.5万円~3万円程度かと思います。

IHクッキングヒーター(ビルトイン型)を自力で交換・取り付ける場合

IHクッキングヒーターを自分で取り外したり、据え付けたりすることは意外と難しくありません。但し本体の重量が重いので、キッチンからの取り出しや搬入作業は、できれば二人掛かりでした方が安全です。以下に取り外す段取りと据え付ける手順などをお伝えしますので、くれぐれも安全に気を付けて作業するようにしてください。

従来のIHクッキングヒーターを取り外す順序は?

  1. 最初に安全の為に必ずコンセントからプラグを抜いてください。
  2. まずグリルやコントロールパネルのカバーなどを取り外します。
  3. キッチン側に固定する為に使用されているネジを外します。
  4. いよいよ本体を引き抜きます。その際に注意することは、製品重量が30kg程度とかなり重いので無理な体勢で作業して腰などを痛めないように十分注意して下さい。二人掛かりで作業した方が安全でしょう。
  5. 撤去した後は、新機種の設置に備えて周りをきれいに清掃するようにします。

新しいIHクッキングヒーターを据え付ける順序は?

  1. 新品本体を所定のスペースに入れ込みます。
  2. フロント部分のコントロールパネルのパーツを取り付けます。
  3. IHクッキングヒーター本体にガタ付きなどがなく、きっちりと設置されたことを確認した上で固定用のネジを順次締めてください。
  4. 最後にコントロールパネルとグリルカバーを付けたら完成です。

上記はあくまでもビルトイン型のIHクッキングヒーターから同様のIHクッキングヒーターへの交換作業です。新規にIHクッキングヒーターを設置する場合やガスコンロからの変更などの際には別途で電気工事なども必要になりますから是非、専門業者に依頼するようにして下さい。

IHクッキングヒーター(ビルトイン型)の人気機種(60cmタイプ)

パナソニックIHクッキングヒーター KZ-F32AST

この機種はIHヒーターとラジエントヒーターの3口タイプです。IHヒーターは3kw、ラジエントヒーターは1.25kwとハイパワーです。温度設定も10℃きざみで可能ですから揚げ物なども無駄なくスピーディーに料理できます。

日立IHクッキングヒーター HT-K60S

この機種はIHヒーターとラジエントヒーターの3口タイプです。IHヒーターは3kw、ラジエントヒーターは1.20kwです。「水なし自動両面焼きグリル」を搭載しているので魚をひっくり返さず両面を同時に焼き上げることが可能です。複雑な機能は省いて、基本的な機能をより充実させたモデルと言えるでしょう。

パナソニックIHクッキングヒーター KZ-W363S

IHヒーターのみの3口タイプで、ラジエントヒーターはありません。左右のIHヒーターが3.2kw、後ろが1.5kwです。初めての方にも安心な音声ガイド機能を搭載しています。尚、焼き物のアシスト機能及び温度調節機能なども充実しているので調理の火加減は任せることができ仕上がりも美しく均一になります。

三菱IHクッキングヒーター CS-G32MS

このモデルはIHヒーターとラジエントヒーターの3口タイプです。IHヒーターは3kw、ラジエントヒーターは1.2kwです。コントロールパネルが、ガラストップ面に配置されているので、より楽な姿勢で調理ができます。少量の揚げ物の際にも「少量油自動対応」になっているので少しの油でも素早く調理が完了するでしょう。

日立IHクッキングヒーター HT-K8STF-S

IHヒーターとラジエントヒーターの3口タイプで、IHヒーターは3.2kw、ラジエントヒーターは1.2kwになっています。特長としてはグリルにこだわったモデルで、上下のヒーターによる両面焼きを実現しました。遠赤外線と近赤外線のバランスを調整することで炭火に近い直火が実現出来ます。

IHクッキングヒーター(ビルトイン型)の人気機種(75cmタイプ)

パナソニックIHクッキングヒーター KZ-W773S

この機種は3口すべてがIHヒーターになっており、その火力は3.2wと強力です。左右のIHヒーターはオールメタル対応になっており、奥の1口だけが非対応ですから、従来通り鉄とステンレスの鍋専用です。IHと遠赤外線によるハイパワーが発揮できるグリルは食材の表面を一気に焼き上げるので決して旨みを逃がすことはありません。

三菱IHクッキングヒーター CS-PT316HNWSR

この機種は「びっくリング加熱」という三菱独自の加熱方式により、鍋の中で3方向に対流を発生させることで食材をまんべんなく攪拌できてレベルの高い煮込み料理をお作り頂けます。また焦げ付きを未然に防止するという意味でも非常に優れた機能でしょう。グリルでは、油を使用しない健康的なノンフライ調理もできますから、楽々ヘルシー料理のレパートリーが広がります。

パナソニックIHクッキングヒーター KZ-W373S

このモデルは3口すべてがIHヒーターであり、左右の火力は3.2kw、奥が1.5kwになっています。焼き物や揚げ物は温度調整機能で失敗がありません。細かい温度調整も簡単にセットできるので、とろ火から強火まで自由自在です。パナソニック独自の「エコナビ」を搭載しているので知らない間に省エネになっており家計にも優しいのが嬉しいですね。

日立IHクッキングヒーター HT-K8STWF-S

3口ともIHヒーターで、すべて3.2kwという大火力。しかもオールメタル対応の機種です。このモデルは多彩な料理に対応可能なIHクッキングヒーターと言えるでしょう。グリルは深さのある「ラク旨グリル」と「ラク旨オーブン」で使用中の油ハネを防止して内部を清潔にキープしてくれます。

パナソニックIHクッキングヒーター KZ-W173S

これは左右の2口がIHヒーターで、奥がラジエントヒーターのタイプです。光火力センサーを搭載しており、よりデリケートな温度設定で非常にジューシーな焼き上がりが実現できます。また揚げ物温度のコントロール機能も内蔵しているので、天ぷらもから揚げもカラッと最適な温度で美味しく揚げることができるのです。まさに高性能なIHクッキングヒーターと言えるでしょう。

おわりに

IHクッキングヒーターを買い替えるに際しては、当然ながら購入する機種の選定をしなければなりません。各メーカーの様々なモデルから、最終的にお好みの1台を選ぶのは意外と悩ましいものだと思います。購入後に決して後悔することのないように「火力」「デザイン」「欲しい機能」などなど。具体的に優先順位を付けて自分たちのニーズや希望に本当に合致したベストのIHクッキングヒーターを選択するようにしてください。