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三菱ビルトイン型IHクッキングヒーターの特長とおすすめ15選

三菱製ビルトイン型IHクッキングヒーターの機能や特長、おすすめ15選を詳しく紹介!三菱が誇る独自技術「びっくリングIH」の魅力や加熱制御・グリルなどの優れた機能を解説するとともに、人気機種・最上位モデル・低価格に分けておすすめ15選を紹介!

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この記事の目次

新規にビルトイン型のIHクッキングヒーターの購入を検討中の方、或は現在使用中の機種から買い替えを考慮されている方もいらっしゃることでしょう。今回は三菱のIHクッキングヒーターに関するその特長や独自のこだわり機能などについて詳しくご案内致します。是非とも機種選定の際のヒントになさってくださいね。

三菱電機の自慢!「びっくリングIH」の実力とは?

昔から広く使用されてきた一般的なガスコンロと違って目視で火加減を調節できないIHクッキングヒーターですが、一方で希望する温度に瞬時に設定したり、一定の温度をキープしたりするなど温度コントロールはお手の物なのです。鍋の中に様々な対流を発生させて、吹きこぼれや焦げ付きなどを低減する三菱の「びっくリングIH」の実力とその仕組みを検証してみましょう。

部分加熱が得意の「びっくリングIH

本来、IHクッキングヒーターの原理はコイルに電流を流した時に発生する磁力線が天板上の鍋やフライパンを通過した際に「うず電流」となって、それによって起こる電気抵抗で鍋やフライパン自体が発熱するという仕組みなのです。

これまでのIHクッキングヒーターでは、大きなひとつの渦巻き状のコイルで一気に通電するものでしたが、三菱の「びっくリングIH」ではコイルが5分割されているのが特筆すべきポイントです。鍋の大きさや形に応じて、どのコイルに通電すれば良いのかを確認してから加熱できますから無理なく省エネ調理ができる訳ですね。

「びっくリング」の中央のコイルと周囲4つのコイルをマルチリレー制御することで、微妙な火力コントロールと各種の対流機能を実現しました。煮物料理に付きものだった吹きこぼれや焦げ付きの心配をなくしました。まさにCM通りに「ニクイね!三菱!」でしょう。

三菱IHクッキングヒーターはボタンではなくダイヤル操作で火力調節

通常一般的なIHクッキングヒーターは火力調節を押しボタンで行います。しかし三菱のIHヒーターの場合は押しボタンではなくツマミのダイヤル操作で行うようになっています。従来より長年慣れ親しんだガスコンロと同様の直感的な操作性ですから押しボタンと違って違和感がないので特に高齢者の方々に好評です。

「びっくリングIH」で対流変化による均一加熱

もうひとつの「びっくリングIH」の得意技が、鍋の中に様々な対流を発生させて食材を中心まで加熱することです。5分割されているコイルを「内側」⇒「上下」⇒「左右」と切り替えることで「外向き対流」⇒「縦方向の内向き対流」⇒「横方向の内向き対流」と自在に変化させることが可能です。

三菱がこだわる加熱制御

調理する料理の内容によって、どのように加熱するのがベストかを常に三菱は考えています。今までになかったような加熱コントロールを実現しました。

対流煮込み加熱<プラス>

これは煮物をする際に食材の中心まで短時間でしっかりと均一に火が通るよう鍋の中に最適な対流を発生させる三菱独自の加熱方法です。「びっくリング加熱」では、火力調節が5段階になり鍋のサイズや食材の分量や種類によって、更に細やかな加熱調理が可能になりました。尚、対流パターンは「外向き対流」「内向き対流タテ」「内向き対流ヨコ」の3種類あります。

また三菱の実験結果では、対流煮込み加熱機能のない同社の従来機種である2008年度のCS-G38VNWSとの比較では約40%もの節電となりました。

フライパン鍋肌加熱

従来のIHクッキングヒーターではフライパンの鍋底の温度は高温でも鍋肌は低温のままというケースが多かったので、チャーハンなどを作る際のアオリ技もIHの場合はあまり意味がなかったのですが、このフライパン鍋肌加熱によってパラパラの美味しいチャーハンが作れるようになりました。

ゆでもの加熱

吹きこぼれを上手に抑制しながら沸騰状態を維持してくれる機能です。ムラなく食材を均一加熱するので見た目も美しく、美味しく仕上がりますよ。

ピッタリ加熱

5分割された大口径IHコイルにより玉子焼き器もオーバル鍋も各々の鍋のサイズによって分割エリアごとに加熱することが可能なので、スマートな省エネ調理ができるのですね。

「びっくリング」のもうひとつの凄さとは?

最近のオーブン系の調理器具では下ごしらえをした食材を調理家電の中に投入してしまえば、放っておいても希望通りの調理ができて、その間に別の用事も処理できるので非常に時短につながりますよ。でも煮物料理の場合はどうでしょうか?とても任せっきりにはできませんよね?

煮物の場合には時々、様子をチェックしないと吹きこぼれたり、焦げ付きが起こったりするリスクがありますから油断できませんね。その点で三菱の「びっくリング」は、日頃から忙しくされている主婦の方をいわゆる煮物の見張り番から開放してくれた訳ですね!

三菱IHクッキングヒーターのグリルの特長

びっクリアオーブン

この「びっクリアオーブン」は三菱独自の熱風循環加熱方式を採用しています。

これは加熱に熱風循環を利用するもので、ヘルシーなノンフライ調理も簡単にできます。日本食品分析センターでの分析結果では400gの鶏もも肉を「びっクリアオーブン」でノンフライ調理した時と三菱の従来機種で天ぷら鍋を使用して天ぷら油で調理したケースの脂質を比較すると鶏のから揚げ100gあたりの脂質は約15%カットできるとの結果が出ています。

遠赤外線炭焼き加熱

庫内の3面が炭コート加工されているので、各食材を遠赤外線で包み込むように加熱します。またオーブンに水張りが不要で、両面が自動的に焼けますから裏返す手間も不要です。そして気になる調理中に発生する煙もパラジウム脱煙機能で除去されますから安心です。

このパラジウム脱煙機能とは、煙はファンで吸引してパラジウム+プラチナ触媒で除去します。またニオイに関しては油汚れを高温で焼き切って側面と奥面のコートで分解してしまうグリルお手入れ機能(空焼き)で抑制することができます。

レール式プルダウンドア

特に大皿料理などボリュームのあるメニューの時も取り出しがスムーズにできるようなレール式です。引き出した時にドアが下がってドアの上部に腕が触れにくいような工夫がなされています。

グリル庫内照明

調理中の焼き加減の状況をチェックする為に都度、ドアを開閉する必要はありません。グリル照明ボタンを押すだけで、ハロゲンランプが庫内を明るく照らしてくれるので外部から焼き加減や調理の進行状況をチェックすることができます。

細やかな温度設定が可能

100℃~250℃まで10℃刻みで温度設定をすることができます。ですから低温が好ましい焼き菓子から高温で焼き上げる肉料理まで対応が可能です。また更に発酵調理に便利な40℃の設定もOKです。

あたため機能

揚げ物やお惣菜などのあたため直しにも力を発揮してくれます。グリルメニューから「あたため」を選択して時間設定をするだけですから非常に簡単です。

グリルディッシュバリエ

グリルディッシュバリエは2枚1セットになっているので、2枚を組み合わせて炊飯にもできますし、また1枚をグリル皿としてグラタンやピザ、その他のお菓子作りなどバラエティー豊かな焼き物レシピに対応できます。付属のディッシュ専用網を使用することで余分な脂を落としてヘルシーに焼き上げることが可能です。

IHヒーターとラジエントヒーター

IHヒーターとは電磁誘導加熱(Induction Heating)のことで、磁力線の働きで鍋事態を発熱させる仕組みですから、鍋を置くトッププレート自身は発熱しません。これに対して一方のラジエントヒーターはトッププレートの下に位置しているニクロム線が発熱するので、トッププレートが熱せられて鍋やフライパンを加熱するのです。

使い勝手や熱効率の点から見ればIHクッキングヒーターの方が優れていますが、ラジエントヒーターでは鉄やステンレス製の鍋以外の鍋も使用できるという便利さがあります。言わば従来のガスコンロと同様の使用方法ですね。

3口タイプのIHクッキングヒーターでは、そのうちの1口がラジエントヒーターを搭載している機種も多いですから、3口すべてIHヒーターのタイプにするかIHヒーターにプラスしてラジエントヒーター搭載の機種にするかは、各ご家庭の状況や好みで決めれば良いと思います。

三菱ビルトイン型IHクッキングヒーターの人気機種5選

1)CS-G32MS/37,980(税込み・ネット通販価格)

左右のIHヒーターは各々3kWの高出力なので強火の必要な調理にも充分に対応ができます。さらに中央奥にはクイックラジエントヒーターを配置しているので従来のガスコンロ同様に焼き網を置いて干物などをあぶることも可能です。尚、火力の強弱調整は指一本で簡単にできる「火加減タッチキー」の採用により非常に便利になりました。

また左右のIHヒーターは天板に置いた鍋やフライパンの底をむらなく加熱する「ダブルリング加熱」機能を搭載していますから煮物料理なども均一にまんべんなく加熱調理することができます。さらにグリルに関しては、「両面自動焼き」タイプで水なしで調理ができるスグレモノです。

2)CS-PT316HNSR/100,000(税込み・ネット通販価格)

ラジエントヒーターは含んでおらず、3口すべてがIHヒーターを搭載しています。鍋の中に自動的に対流を発生させて加熱する場所を都度切り替えすべく「びっくリング」機能を採用しています。また「ゆでもの加熱」機能は、吹きこぼれを抑制して調理をサポートしてくれます。

そしてグリルでは庫内に熱風を循環させて焼き上げる「びっクリアオーブン」機能を完備しています。また手動での火力調整も左右のIHヒーターで何と16段階!中央のヒーターで5段階、グリルにおいても5段階の調整が可能です。

3)CS-PT316HNWSR/109,245(税込み・ネット通販価格)

対流煮込み加熱で加熱部位をその都度切り替えて、効率良く食材をムラなく加熱します。また大口径コイル(約30cm)により鍋肌まで均一に加熱できるので加熱ムラが起こりません。そして「ゆでもの加熱」で自動的に吹きこぼれを抑制します。またオーブンに関しては、ノンフライ調理や本格調理ができる優れた熱風循環式です。

4)CS-G318M/33,784(税込み・ネット通販価格)

搭載しているIHヒーターは左右とも3.0kWの高出力なので加熱効率が高くハイパワーの強火です。大型のパスタ鍋のお湯も即座に沸きますから調理もスピーディーにはかどります。また魚料理も「水なし両面自動焼き」機能がありますから蒸し焼き状態にならずに表面はカラッと中身はジューシーに焼き上がります。途中でわざわざ裏返す必要がないので仕上がりも非常にきれいです。

5)CS-T316VSR/87,204(税込み・ネット通販価格)

IHヒーターは3.0kWの高出力です。「びっくリング加熱」機能で鍋の中の食材を最適なタイミングで自動的にかき混ぜるので中心にまでしっかりと味が染み込みます。また「びっクリアオーブン」機能では熱風を循環させて加熱しますから、ヘルシーなノンフライ調理も手軽にできます。

三菱ビルトイン型IHクッキングヒーターの最上位商品5機種

以下の価格はネット通販上のものですので変動の可能性があります。その都度最新の価格を確認するようにしてください。価格は税込みです。

1)CS-PT34HNWSR/131,931

火力は左右とも3kW、中央は1.5kW(3口タイプ)

2)CS-T34VNSR/127,900

火力は左右とも3kW、中央は1.5kW(3口タイプ)

3)CS-G34VNWSR/125,800

火力は左右とも3kW、中央は1.2kW(3口タイプ)

4)CS-G34VNSR/124,050

火力は左右とも3kW、中央は1.2kW(3口タイプ)

5)CS-PT34HNSR/124,050

火力は左右とも3kW、中央は1.5kW(3口タイプ)

三菱ビルトイン型IHクッキングヒーターの低価格商品5機種

1)CS-G318M/35,500

火力は左右とも3kW、中央は1.2kW(3口タイプ)

2)CS-G318MS/35,980

火力は左右とも3kW、中央は1.2kW(3口タイプ)

3)CS-G32MS/37,980

火力は左右とも3kW、中央は1.2kW(3口タイプ)

4)CS-H28B/39,668

火力は左が2kW、右が2.5kW(2口タイプ)

5)CS-H217B/41,000

火力は左が3kW、右が2kW(2口タイプ)

おわりに

今回は三菱のビルトイン型IHクッキングヒーターに限定して、その特筆すべき便利な機能や高齢者の方でも気軽に使いこなせるよう細部に至るまで配慮された優しい工夫の数々をご紹介致しました。

パナソニック製や日立製と比較すると、三菱のIHクッキングヒーターのグリルでは従来のガスコンロ同様に焼き網も使用できる仕様であったり、火力調節も押しボタン式ではなくダイヤル式のツマミであったりで、ガスコンロの火力調節と操作する際の動作が同じなので違和感を感じさせません。

その意味では特に高齢者の方にも安心して抵抗なく操作できる仕様になっていると思います。IHクッキングヒーターを購入する際には是非選択肢のひとつとして加えてみてください。