住宅設備のススメ

IHヒーター

日立ビルトイン型IHクッキングヒーターの機能と特長を徹底紹介

日立製ビルトイン型IHクッキングヒーターに搭載されたこだわりの機能や特長を詳しく紹介!日立の独自機能「ピュアなIH加熱」や「ラク旨グリル」「ラク旨オーブン」について詳しく解説するとともに魚焼きや節電、麺ゆでやノンフライなどの多彩な機能も紹介

254

最終更新 -

この記事の目次

一般的にIHクッキングヒーターは、その設置方法の違いから「ビルトイン型」「据え置き型」そして「卓上型」に分けることができます。今回はIHクッキングヒーターの主要メーカーのひとつである日立製のビルトイン型IHヒーターに関して、その特長やこだわりの便利機能などをお伝え致します。是非とも参考になさってくださいね。

日立ビルトイン型IHクッキングヒーターの工夫された多彩な機能

日立のIHヒーターにはあらゆるところに細やかな工夫や使いやすさを追求した嬉しい機能がまさに至れり尽くせりで満載です。そのこだわりの機能や工夫を見てみましょう。

火力の強弱が一目でわかる4色のワイドカラー液晶表示

従来のIHヒーターでは火力の強弱がわかりにくいという弱点がありました。しかし日立のIHヒーターでは、4色のカラー液晶表示によって火力の強さがひと目で認識できますから間違いがありません。

ちなみに左右のIHヒーターでは火力を12段階に分けて別々の色表示で識別します。「とろ火(火力1)」はグリーン表示、「弱火(火力2~5)」ではイエロー表示、「中火(火力6~8)」はオレンジ表示となっており、そして「強火(火力9~12)」はレッド表示になっています。

※中央IHは9段階〈火力表示9まで〉

オーブンの操作パネルはフルドット液晶で見やすく機能選択も簡単

通常モードでは調理の時に必要な「調理分類」や「メニュー」及び「火力」などが同時に一画面に表示されるので設定が非常に楽にできます。

とても簡単な「魚焼き」モードの設定

上記の通常モードから画面を切り替えると、日頃から使う頻度の高い魚焼き(切り身、干物、つけ焼き、丸焼き)などの設定がワンタッチで可能です。更に嬉しいワンポイントアドバイスも表示してくれます。メニューを設定する際に「調理のコツ」ボタンを押すとレシピごとの火力の設定から食材の置き方など、上手に調理する為に必要なちょっとしたコツを伝授してくれるのです。心強いアドバイザーのようですね。

総消費電力の上限リミットを設定する節電モード

工場から商品が出荷された段階では、総消費電力の合計が5.8kWに設定されていますが、4.8kW及び4.0kWにまで切り替え設定ができますから電気料金の節約にもとても有効です。

火加減操作もワンタッチで簡単(左右のIH

火加減ボタンの「とろ火」から「弱火」「中火」「強火」までキーを押すだけで即座に希望する火力に切り替わります。またキーを押した際に更に次のキー操作が必要な場合にはランプが光ってリードしてくれますから操作忘れなどが未然に防げます。

メニュー表示が使いやすいライトアップに(左右IH

文字通り選択したメニューが見やすいようにライトアップして光ります。

日立のIHクッキングヒーターは3.2kWの大火力でスピード調理

火力が3.2kWと非常に強力なので従来のガスコンロにも負けません。パスタや野菜を茹でる際にも極めて短時間で仕上がります。突然の来客時のお茶やコーヒーに使用するお湯もあっという間に準備完了ですね。ちなみにお湯が沸騰するまでに掛かる時間の目安は下記の通りです。

  • 湯量1リットルの場合:約2分19秒
  • 湯量2リットルの場合:約4分16秒
  • 湯量4リットルの場合:約8分18秒

日立の「ピュアなIH加熱」って何?

日立のIHクッキングヒーターが搭載している「ピュアなIH加熱」機能ではIHの天板部分であるガラストッププレートが調理中に鍋底の温度よりも熱くならないようになっています。この点は非常に安全で安心できるでしょう。万一、煮汁や牛乳などが吹きこぼれても焦げ付いたりせず、すぐに拭き取りができるので手入れもとっても簡単です。

更に日立独自の高周波制御技術によって、鉄やステンレス鍋、アルミや銅鍋を使用する時に鍋だけを加熱するので無駄な加熱が抑制されて省エネにも繋がります。

最大火力にて調理中の時の運転音を低減

基本的に人の囁き声が30dB(デシベル)、図書館内が40dBで普通のオフィスが50dBとされていますが、日立のIHヒーターであるL300T・L200Tシリーズを使った実験では、鉄鍋で加熱した時が約35dB~39dBです。一方、アルミ鍋で加熱した場合にはL200Tシリーズで約45dB、L300Tシリーズで約48dBとされています。

使いやすい音声ガイドが便利

標準モードでは便利メニュー内にある「湯沸かし」や「炊飯」などの終了や加熱防止システムで異常を検知して稼働停止したこと、更にオーブンの庫内が異常な高温になっていることなどを即座に伝えてくれます。もう一方の詳細モードでは、より細かいメニューの設定や火力設定、温度設定などを音声で読み上げてくれるのでうっかりミスが未然に防げますね。

煮込みメニュー

調理内容に応じて「弱め」「標準」「強め」の3段階からチョイスできるので、じっくりと煮込めて味がしっかりと食材に染み込みます。例えばカレーなら「弱め」、カボチャの煮物なら「標準」、肉ジャガなら「強め」の煮込み設定にすれば間違いないでしょう。

また火力の強弱を切り替えるよう自動制御されていますから、鍋の中で対流が自然に起こり食材が焦げ付きにくくなります。尚、安全対策として約45分が経過すると自動的に停止するように設計されていますから万一、切り忘れたとしても安心ですね。

麺ゆでメニュー(左右IH

お湯を沸騰させてから鍋に麺を入れて「麺ゆで」メニューを選択すれば自動で火力をコントロールして吹きこぼれも抑制してくれます。尚、この「麺ゆで」メニューを使用する場合には、使用する鍋容量の70%程度の水量でスタートしてください。

これらのメニュー以外にも「保温(中央IH)」「湯沸かし(中央IH)」「炊飯(中央IH)」など全部で5つの使い勝手の良いメニューがあります。但し、残念ながらこれら5つのIH便利メニューはアルミ鍋や銅鍋には適用できません。鉄鍋・ステンレス鍋のみに対応したメニューです。

日立IHクッキングヒーターのグリルの特長(ラク旨グリル&オーブン)

ラク旨グリル

食材をスピーディーに焼き上げることが可能ですから外側はパリッと中身はジューシーにおいしく仕上がります。このラク旨グリルを完全活用して手軽においしく調理できるように全35種類のレシピが取扱説明書の中に掲載されています。このラク旨グリルには以下のように便利な4つの機能を備えています。

ノンフライ調理

サラダ油の摂取量を減らしたいと考えている方にはとても有り難い機能だと思います。このノンフライ調理では食材自体にサラダ油を使用せず、その代わりに炒ったパン粉や天かす(揚げ玉)を付けてヘルシーに軽く焼き上げられます。これなら天ぷらやフライものもカロリーを気にせず食べられそうですね。

焼き物調理

加熱する際に発生する遠赤外線と近赤外線の割合が約8対2と通常の炭火に近い直火のシーズヒーター及びプレート加熱でジューシーにこんがりと焼き上げられます。この機能でハンバーグやさんまの塩焼きもより一層おいしく調理できますよ。

加熱水蒸気調理

余分な塩分や脂を落としてより一層ヘルシーに調理ができます。また冷たくなった天ぷらなどをサクッと温め直せて非常に使いやすい「揚げ物温め」の機能もとても好評です。

グリルの脱煙・脱臭機能

「ラク旨グリル」のユニークな特長のひとつに発生する煙とニオイの抑制機能があります。これはパラジウム酸化触媒を活用して、発生する煙を水と二酸化炭素に分解するというスグレモノです。触媒の力で脱煙するので面倒なフィルター交換などの必要はありません。

焼き蒸し調理

これは専用のフタを使用して少量の水だけを使用し焼きながら蒸し上げる機能です。特に焼き加減が難しいロールキャベツやギョウザなども簡単に調理ができてしまいます。

冷凍の魚がそのまま焼ける!

日立が冷凍の魚を解凍する手間を省いて、即座にそのまま焼けるという新機能を搭載した3口IHクッキングヒーターを2019年10月に発売しました。「火加減マイスター」シリーズの新アイテムとしてダブルオールメタル対の新機種と鉄・ステンレス対応タイプの新機種を幅サイズが60cmと75cmで全4機種出があります。

ダブルオールメタル対応とは?

通常の鉄・ステンレス鍋対応に加えて、アルミや銅の鍋も使用可能なIHヒーターをオールメタル対応と言いますが、これを左右2口並べたものをダブルオールメタル対応と呼んでいます。

ラク旨オーブン

庫内を設定温度のまま加熱維持して食材の中までしっかりと火を通します。

焼き物調理

ローストビーフなどは一般家庭では、なかなか肉の中心にまで火を通すのが難しいのですが、単におまかせ設定に任すだけで実にジューシーで柔らかいローストビーフに仕上がります。

パン・菓子の調理

発酵から焼き上がりまでフタをしてから約1時間で完了です。惣菜パン(コーンマヨパンなど)もその大きさに順じて自動的にソフトにできあがります。

手動調理(温度設定80℃~280℃)

手動調理なら設定温度を自由に選べるので、焼きメレンゲ(100℃)からスペアリブ(200℃)、パエリア(260℃)からハンバーグのホイル焼き(280℃)まで各ご家庭で手軽にお楽しみ頂けます。

魚煮付け調理(業界初の機能を搭載)

日立の「ラク旨オーブン」を活用することで業界初の魚の煮付け調理ができるようになりました。調理時間としては約40分程度でOKです。切り身としては1~4切れまでの対応が可能で上部と下部のシーズヒーターをコントロールして十分に味が染み込むように調理します。魚の煮付けの加熱制御を行う実際の手順としては下記のような流れです。

  1. 下部のシーズヒーターを強火にして煮汁を一気に加熱します。
  2. 上部のシーズヒーターは弱火で、下部のシーズヒーターは今度は中火に設定して交互に加熱を継続するようにして煮汁が溢れないように自動制御されます。
  3. 上部(弱火)と下部(中火)の火力を維持して、上下のシーズヒーターによる加熱を交互に制御して食材の中心までじっくりと火を通して味を中までしっかりと染み込ませます。

日立の「ラク旨グリル&オーブン機能」は「火加減マイスター」シリーズのすべての3口IHクッキングヒーターに搭載されています。

主婦目線では「グリルの掃除が最も面倒でイヤ!」

IHクッキングヒーターの購入を検討する際に最も重視するのがグリルの清掃性であることが日立の意識調査でも明らかになっています。従来の魚焼きグリルでは、「水を入れる受け皿」や「焼き網」を使用していたので、その都度に脂のこびりついた受け皿や焼き網を洗っていました。特にサンマなどの脂の多い魚を焼けば、庫内が脂まみれになってしまって庫内全体が魚臭くなったりしたものですね。

でも最近のIHクッキングヒーターのグリルでは、魚焼きの際にも水入れの必要がなく焼き網なども使用しません。底が波型になったグリル皿を使用するだけで自動的に両面をこんがりと美しく焼いてくれるのです。

「ラク旨グリル&オーブン」は、手入れが楽で常にキレイをキープ!

「ラク旨グリル&オーブン」では、平皿の「ラク旨オーブン」と波皿の「ラク旨グリル」に食材を入れて調理しますが、両方とも深さが4cm以上もありますから余裕で油ハネによってプレート外に油が飛び散るのをきっちりとガードしてくれます。ですから調理の終了後も庫内は汚れずにキレイなままです。

そして何より嬉しいのが「ラク旨グリル&オーブン」では、これまで洗うのが面倒だった焼き網自体がありませんから、そのまま出して丸ごとの水洗いが可能です。掃除が非常に楽で手間も掛からない点も人気の秘密ですね。

おわりに

一口にIHクッキングヒーターを選ぶと言っても、そのサイズやデザインに加えて使いやすさやこだわりの便利機能の搭載も吟味したいですし、チェックすべきポイントが数多くあって本当に自分たちにピッタリの機種をピックアップするのは案外手間の掛かる作業に違いありませんね。

自分たちの希望条件や絶対に譲れない点などをしっかりと把握したうえで、優先順位を付けて順番に絞りこんでいく以外には納得できる探し方はないのかも知れません。今回は日立の製品についてその魅力的な特長や機能などを細かくご紹介させて頂きました。是非とも参考にして頂いて、素敵な自分たちのIHクッキングヒーターを見つけてください。