IHヒーター
卓上型IHクッキングヒーターの購入を検討しているご家庭に向けて、おすすめ5選と知っておくべき基礎知識を徹底解説!選ぶ際の注意点やチェックすべき安全性能をお伝えするとともに「鉄・ステンレス加熱用」「オールメタル加熱用」で使える鍋の種類も解説。
108
最終更新 -
この記事の目次
基本的にIHクッキングヒーターは従来のガスコンロとは違って火を使用しないので安全で、小さな子供のいるご家庭や高齢者世帯などで重宝される家電調理器具ですね。またガスコンロのように複雑な形状の五徳などはなく、フラットなガラス製の天板なので使用後のお手入れや掃除も非常に簡単で手軽に済ませることができます。
今回は形状別に3種類のIHクッキングヒーター(ビルトイン型・据え置き型及び卓上型)のうち特に卓上型IHクッキングヒーターに絞って説明致します。
ビルトイン型や据え置き型のIHクッキングヒーターと異なり卓上型IHの大きな特長はご家庭の食卓に置いて鍋料理などを楽しむ事ができるということでしょう。これは他の形状のIHクッキングヒーターには望めないことです。
では、このような卓上型IHクッキングヒーターを選ぶ際にはどのようなポイントに気を付けて選択すれば良いのでしょうか?以下に選ぶ際の注意点を挙げていますので是非とも購入の際の参考になさってください。
ご存知ない方もいるでしょうが、一般家庭用のコンセントは1カ所で1,500Wまでの家電製品しか使用できないようになっています。その為に、各メーカーの卓上型IHクッキングヒーターの多くが1,500W未満のワット数に設定されているのです。
もしも色々な調理に使用するのであれば、従来のガスレンジで強火相当の1,400W程度の製品を選択するのが無難でしょう。安価だからという理由でわずか800Wのパワーの弱いIHヒーターを購入してしまっては、鍋料理の調理が思うように進まずにストレスになる恐れもありますから。
卓上型のIHクッキングヒーターを選ぶ時には、加熱コントロールを細かく設定できるものを選ぶようにしてください。ガスコンロと異なって、炎の強弱を直接目視して調節する訳ではないので、できる限り微妙な火力調節が可能な機種が調理する上でより便利でしょう。
卓上型IHクッキングヒーターの中には、揚げ物調理に対応していない機種もありますから、購入の際には注意して確認するようにしてください。揚げ物モードがOKなら食卓を囲んで天ぷらや串揚げなども揚げたてを楽しむことができるのです。
IHクッキングヒーターは基本的に従来のガスコンロよりも安全に使用できるとされていますが、ここでは卓上型のIHヒーターに限定して安全性を考えてみたいと思います。
これは各ご家庭の食卓とコンセントがどの程度離れているかにもよりますが、ギリギリの状態で使用した場合に電源コードに手や足を引っかけてしまって調理中のIHクッキングヒーターを動かしてしまう恐れもあり非常に危険です。場合によっては延長コードを活用することも考慮してください。
特に小さな子供がいるようなご家庭では、このマグネット式のものを選べば安心できるのではないでしょうか。万一、コードを引っ張ってしまってもすぐにコードが外れますから安全です。
製品の安全機能はメーカーによって様々です。電源の切り忘れ防止機能やチャイルドロック機能、鍋がトッププレート上にない時に自動的に電源をOFFにする機能、またフォークやスプーンなどの金属小物が天板の上にある状態での加熱防止機能など色々とありますから、希望する安全機能を搭載している機種を選ぶようにしてください。
卓上型のIHヒーターを購入後に、思っていた以上に動作音がうるさいことに気付いたというケースも多いようです。音の感じ方は個人差もあるでしょうが卓上型の場合は、食卓の上で使用するものですから余計に騒音が気になるのでしょう。
こればかりは購入後に実際に電源を入れて使用してみないと確認出来ないのが難点ですね。
その点で少しでもリスクを減らすという意味で購入前にネットの口コミ欄を参考にしてはどうでしょうか。製品カタログで音が静かなことをアピールする「低温設計」などのフレーズがある機種から選ぶのも良いでしょう。
IHクッキングヒーターには「鉄・ステンレス加熱」用と「オールメタル加熱」用の2種類がありますが、その種類によって使用可能な鍋と使用不可の鍋があります。更に鍋の材質自体は使用可であっても鍋底の形状によってIHヒーターには使用できないということもありますから注意が必要です。
ここでは一般的な「鉄・ステンレス加熱」用と「オールメタル加熱」用で各々使用できる鍋と使用できない鍋について説明しましょう。
この一般的なIHクッキングヒーターで使用できる鍋は次の通りです。
基本的にこれらの材質は、すべてIHクッキングヒーターに使用できます。但し、注意しないといけないのがホーロー鍋です。決して空焚きするとか焦げ付かせてはいけません。鍋底のホーローが溶けて焼け付いてしまうとトッププレートの破損原因になる場合があるからです。
ステンレス鍋には鍋底に磁石が付くものと付かないものがあります。いずれにしてもIHクッキングヒーターでは両方とも使用できるのですが、鍋の厚みが1mmを超えると火力が弱くなってしまうので要注意です。
鉄を間に挟んでいるもの(鍋底に磁石が付くもの)は使用できるのですが、アルミを間に挟んでいるもの(鍋底に磁石が付かないもの)は使用NGです。
これらの材質の鍋に関しては金属ではないのでIHクッキングヒーターで使用することはできません。
前述の「鉄・ステンレス加熱」用のIHクッキングヒーターで使用できる鍋に関しては当然ながらすべて使用が可能です。更にそれに加えて「オールメタル加熱」用のIHクッキングヒーターでは次のような材質の鍋の使用もOKです。
アルミを間に挟んでいるもの(鍋底に磁石が付かない)でも加熱することが可能です。但し、間に挟んでいる材質によって火力が変わります。
これらの材質の鍋もオールメタル対応であれば使用することができます。但し、重量が軽い場合には火力が弱くなってしまうので、中の調理物を含めて約1kg以上で使用するようにしてください。適度の重量によってトッププレートのIHヒーター口に鍋底を密着させる必要があるのです。
またアルミ製の両手鍋に関しては、変形しやすいという欠点があるので炒め物や空焚きをしてはいけません。
これらの材質の鍋は金属ではないのでIHクッキングヒーターでは使用ができません。IH対応の土鍋なども販売されているようですが、使用を積極的に推奨していないメーカーが多いようです。
鍋底が平らなものであれば基本的に使用は可能ですが、3mm以上の反りがあったり、中華鍋のように鍋底が丸かったり、外に反ったものや脚がある鍋などは使用できません。
ビルトイン型IHクッキングヒーターなどの場合は、大手の家電メーカーが人気を独占していますが、卓上型のIHに関しては様相が非常に異なります。低価格レンジの製品ですから大手のパナソニックや日立、三菱なども余り注力していないのかも知れませんが、中堅メーカーの健闘が目立ちます。
鍋の出汁が煮立っても火力を自動制御して吹きこぼれを防ぐので、出汁を取ることが簡単です。また鍋に付きっきりになる必要もありません。
強火やとろ火の温度調節がボタンひとつで可能になり、操作が非常に簡単になりました。
「弱火」が約25dB(デシベル)と静かなので食事の会話の邪魔になりません。
多様な調理(温める・焼く・揚げる・炒める・蒸す・煮る)に対応します。操作ボタンも大きいので、誤ってボタンを押すようなことがありません。加熱調整は7段階なので細やかな火加減コントロールが可能です。モーター音が比較的静かですから、家族の食事中の会話も妨げません。
強い火力が必要な炒め物も急速加熱キーで調理が楽です。揚げ物モードの時には7段階の細やかな温度管理ができるので、バラエティ豊かな料理に対応が可能です。タイマー設定は1分~9時間55分までと長時間なので、時間が掛かる煮込み料理にも十分対応できます。
音声ガイドで操作手順を教えてくれるので安心して調理ができます。また音声ガイドは音量調節もできて消音設定も可能です。操作すべきボタンが光って知らせてくれる「光ガイド」が搭載されているので特に高齢者の方には使いやすい機種でしょう。
スタイリッシュでユニークな丸形タイプの卓上IHクッキングヒーターです。丸形なので卓上でも邪魔にならず、従来の角型と比べてテーブルが約20%広く使えますから、卓上の見た目もスッキリです。卓上で鍋料理を楽しむ為に便利な「セーブ加熱」モードが搭載されているので加熱コントロールも、とろ火~中弱火まで簡単に行えます。
この機種は揚げ物には対応していないので、鍋料理専用の調理器具として使用される方が主流です。
IHクッキングヒーターの中でも特にコンパクトな卓上型のIHクッキングヒーターに焦点を当ててご紹介しました。ビルトイン型や据え置き型の機種と違って卓上型は文字通り卓上において使用できるように設計された調理用家電です。
食卓を囲みながら調理ができて、アツアツの状態をキープできるので鍋料理や焼肉などにピッタリです。価格的にも手頃で、大手の家電メーカー以外にも多くの中堅メーカーが参入しています。中にはユニークな特色の製品も確認することができます。
需要としては家族の食卓でたまに使用するとか、単身世帯や高齢者世帯での使用などが多いかと思いますが、比較的安価な製品も数多く市場に出回っているので是非、自分たちのニーズに合った機種を購入して温かい食卓を演出するようにしてくださいね。